夏の暑さもやわらいできた10月、岐阜の下呂温泉へ車で出かけてきました。
下呂は私にとって特別な一湯。これまでに群馬の草津、兵庫の有馬と巡ってきたので、この下呂で「日本三名泉」コンプリートです。
この記事は、2泊3日の旅全体をまるごとお届けする「まとめ記事」です。下呂温泉街の散策から高山方面の自然まで、旅の流れにそってご紹介します。
気になったスポットは、それぞれ個別の記事でも紹介しているので合わせて読んでみてください。
・1日目・・・下呂温泉街散策(足湯めぐり・白鷺乃湯・温泉博物館)
・2日目・・・下呂温泉街散策(平和塔・雨情公園)と巌立峡散策
・3日目・・・馬瀬川沿いのドライブと岩屋ダム・岩屋岩蔭遺跡
長めの旅日記になるので、この記事は2日目の紹介です。朝から下呂温泉街を散歩した後、萩原宿や巌立峡へ寄りながら高山市へドライブしました。(1日目の記事はこちら)
早朝の温泉街散策は合掌村から平和塔へ
早起きしたので、まだ寝静まった静かな温泉街を歩いてみました。
昨日の昼間の賑わいとは違って誰もいない町は、そのギャップが新鮮ですね。
早朝の旅の思い出としては伊勢神宮にも行ったことがありますが、静まった境内がより荘厳な雰囲気でしたね。この早朝の散策は私のお気に入りで泊りがけで出かけた時はよくやります。
営業前のいでゆ朝市と合掌村
散歩しながら、いでゆ朝市や合掌村をのぞいてみましたが朝が早すぎて誰もいません(笑)。
営業前の合掌村は通り過ぎただけですが、外からでも中の様子がよく見えました。
以前訪れた白川郷は人が実際に住んでいて、生活の中にある茅葺屋根の集落でした。一方で下呂温泉の合掌村は観光用にコンパクトにまとまっていて、短時間で見たい人に向いている印象です。
中に入ればもっと魅力が分かったと思うので、それはまたの機会に。
不思議な入口の愛宕神社
合掌村を通り過ぎて少し歩くと、愛宕神社の看板がありました。作業用らしい見た目の階段と神社の登りは不釣り合いですが、気になってしまったら覗いてみたくなるもの。
登ってみると入口こそ実用的な階段ですが、少し登ると神社にお似合いの未舗装の小径が続いていました。
目の前の道路が拡張された時に、元々の小径が削られて階段になったようですね。
登っていくと小さな社殿にたどり着き、木々馬瀬川沿い(岐阜県道86号線)を下ると、飛騨川(国道41号線)に合流します。
やっぱり飛騨川は規模が大きいですね。そして国道は道幅も広くて、移動だけで考えると楽です。の合間から合掌村を眺められました。
平和塔から、下呂の街を一望
愛宕神社から丘を登ると、飛騨信貴山 山王坊にたどり着きます。毘沙門天を本尊とする高野山真言宗の寺院だそうです。
愛宕神社の脇からけもの道が丘の上へジグザグと伸びていて、それをたどれば登れます(きちんと整備された道ではないので、無理はしないでくださいね)。
ここの目玉は平和塔からの眺め。下呂の町と遠くの山々を見渡せます。温泉寺は街なかにあって見える範囲が狭めでしたが、平和塔は少し外れて高さもあるので、町を一望する感覚が強いですね。
手軽さと景色の良さのバランスで考えると、ここで景色を楽しむのは良い選択肢だと思いますよ。ただ、お寺は草木が生い茂っていたので、歩きやすくなると嬉しいですね。
景色を一望できる平和塔(愛宕神社の記事)⇒
雨情公園から下って、ますやのゆず羊羹を購入
平和塔からの眺めを楽しんだあとは、温泉街に戻って足湯めぐりの続きです。阿多野谷の急流沿いにある雨情公園から下って温泉街に戻ってきました。
雨情公園でプチ冒険
平和塔から、いでゆ朝市を通り過ぎて坂を下っていくと雨情公園にたどり着きました。阿多野谷の両岸を歩ける河川敷の公園で、勾配は急めですが護岸でしっかり固められています。
所々に花が咲き、川の音を聞きながらゆったり過ごせますよ。
川沿いをゆったり歩ける雨情公園⇒
どこまで公園になっているのか気になって登れるところまで登ってみたんですが、綺麗な滝が近くで見られたりってことはなかったです。
川沿いを下って、さるぼぼ七福神社へ
雨情公園から川沿いを下って、昨日回りきれなかった足湯めぐりを再開。阿多野谷の川沿いは町より低くなっていて、町の賑やかな音の割に目に見える景色が落ち着いていて不思議な雰囲気です。
有馬温泉の有馬川のあたりにも、似た場所がありましたね。
向かったのはさるぼぼ七福神社。大きなさるぼぼが出迎えてくれる神社で、カラフルな絵馬がたくさん並んでいて、写真を撮るにもいい場所ですよ。
足湯を巡りつつ、ますやでゆず羊羹を購入
足湯を巡りながらますや観光百貨店へ。百貨店というとデパートを思い浮かべますが、土産店や雑貨屋のイメージが近いですね。
お目当ては、もらったパンフレットに載っていたゆず羊羹。私は紙のパンフレットも好きで、道の駅などで見かけるともらって旅の参考にしています。
ゆず羊羹はお土産に買って家で食べましたが、ゆずの香りがしておいしかったですよ。結構甘いので甘党の方におすすめです。少し切ってお茶受けにするといい感じ。
スイーツを調達しつつ下呂を出発、飛騨川公園で秋の甘味に舌鼓
昨日食べた栗きんとんでスイッチが入ってしまった私(笑)。
栗のスイーツを買って下呂を出発。飛騨街道萩原宿にも立ち寄りながら、飛騨川公園で秋の甘味を味わいました。
たけ川で栗きんとんとモンブランをお持ち帰り
昨日の栗きんとんに味を占めて、今度は御菓子司たけ川で栗きんとんを購入・・・と思いきや、モンブランも目に入ってしまったので両方お持ち帰りに(笑)。
モンブランは冷凍商品でしたが、この日の気温なら常温で約3時間ほどで食べ頃になるとのこと。移動後に食べるつもりだったので、保冷剤代わりにもちょうど良かったです。
いでゆ朝市でおまんじゅうを購入、ヒノキのまな板は見送り
下呂の出発前に、開いていたいでゆ朝市でおまんじゅうを購入。ヒノキの板(まな板)も売っていて少し気になったのですが、2,000円と少しお高め。
まな板は欲しかったのでちょっと気になりましたが今回は見送り。
天領酒造でお土産の甘酒とお酒、ついでに栗きんとんとどら焼きも
高山方面へ北上する途中、ちょうど寄れそうだった飛騨街道萩原宿へ。お目当ては、昨日飲んだどぶろくがおいしかった天領酒造です。
お店の方によると、最近は甘酒がよく売れているそうで。眺めていると、甘酒を7本もまとめて買う方がいてびっくり。親戚に配るとのことでしたが、そんなに安いものでもないので驚きですね。
つられて私もお土産と自分用に購入。優しい甘さでおいしかったですよ。
天領酒造の目の前にあった和菓子処かつぶんでも栗きんとんと、さつまバターあんこどら焼きを購入。
事前に調べていたわけではないのですが、気分が気分だったので見かけたら買う一択でした(笑)。
飛騨川公園で、秋の味覚に舌鼓
いい時間になったので、集めた甘味を味わう場所を探して飛騨川公園へ。広い芝生や遊具、テニスコート、サッカーグラウンド、グラウンドゴルフ場と盛りだくさんでした。
この日は芝生でピクニックを楽しむ家族連れの姿も。元気に遊ぶ子供たちを横目に見つつ、私はベンチに座って秋の味覚を盛り込んだ和菓子・洋菓子をひとつずつ堪能。
たくさん買っていたのでお腹いっぱいで満足です。食事を甘いもので代用すると栄養バランスが気になって罪悪感もありますが、たまにはいいですよね。
食べたあとは腹ごなしに園内を散歩。芝生を歩くのは気持ちがいいですね。グラウンドではサッカークラブの子どもたちが練習していました。
こんな時期ですが桜が咲いていて、カマキリの姿も。なんだか不思議な出会いですね。
スポーツも散策も楽しめる飛騨川公園⇒
柱状節理の絶景、巌立峡
お腹が落ち着いてから、今回の旅でぜひ立ち寄りたかった巌立峡(がんだてきょう)へ向かいました。
巨大な石壁「巌立」と、迫力の三つ滝
巌立峡(がんだてきょう)は、柱状節理がつくった巨大な石壁(巌立)とその周辺の渓谷。火山の多い日本では柱状節理が各地にありますが、これだけ大きな一枚面はなかなか見られないですね。
巌立は駐車場から見られてアクセスが便利。そこから渓谷の清流沿いも歩けます。この日は協力金を支払って散策ルートへ。透き通った水が荒々しい岩の間を流れていきます。
一番短いルートの目玉は三つ滝。迫力のある滝つぼが水しぶきを上げていて、涼しげでした。
巨大な石壁と清流を楽しむ巌立峡⇒
唐谷駐車場から、あかがねとよ・からたに滝へ
さらに上の唐谷駐車場まで車で上がり、あかがねとよ(あかがね=銅、とよ=樋に由来)とからたに滝を楽しみました。
巌立から先の道はとても狭く、待避所も広くないので、対向車が来なくてほっとしました。滝はどちらも迫力があって楽しめましたよ。
鈴蘭高原に立ち寄りつつ、締めは国八食堂
巌立峡のあとは鈴蘭高原へ。この日は天気が悪く景色は楽しめませんでしたが、道中のドライブそのものが気持ちよくて十分楽しめました。締めには国八食堂のホルモン定食をいただきました。
霧が立ち込めた鈴蘭高原
鈴蘭高原のあたりは別荘地で、ゴルフ場や別荘が並んでいました。
この日は天気が悪く景色は楽しめませんでしたが、道中の岐阜県道441号線は川沿いのきれいなワインディングで、ドライブにはもってこいでしたよ。
潔く雨が降ってしまえば多少視界が開けることが多いですが、ちょっと中途半端でしたね。
回転の早い人気店、国八食堂のホルモン定食
この日の締めは国八食堂のホルモン定食。夕方にGoogleマップで見つけたお店で、レビューは約2,000件と多数。
結構待つのかなと覚悟しましたが思ったより回転が早く、多少並んだものの待ち人数の割にすぐ入れました。
人気の豆腐ステーキとホルモンは事前に調理しているようで、別のものを頼もうとしたら優しく誘導されました(笑)。
注文後すぐに料理が運ばれてきて、だからこそ回転が早いんだなと実感しました。
濃い目の味付けですがおいしくてご飯が進みました。ごはん大盛で正解。
秋のスイーツや自然を楽しんで、盛りだくさんな一日でした。これで下呂・高山の旅2日目は終了です。
日帰りでも十分に楽しめる下呂温泉ですが、湯めぐりや食べ歩きをのんびり満喫するなら、やっぱり宿泊がおすすめ。下呂温泉の宿・旅行プラン探しはこちらからどうぞ。
