梅露庵(ばいろあん)は、平安時代に各地を行脚し和歌を詠んだ西行が、恵那に暮らした際の庵の一つと伝わる場所です。
山の斜面に広がる梅園では、春先に梅、続いて枝垂桜が咲き、梅まつりや夜のライトアップ(竹明かり)も行われます。
小高い丘の上にあるので、梅とのどかな田舎の景色をいっしょに楽しめるのが魅力ですよ。
令和4年には山を囲む約800mの遊歩道も整備され、見晴らし台や隣の深洞公園まで足を伸ばせる散策派にもオススメ。
中心街から少し外れた、知る人ぞ知る穴場の梅園です。
・梅園をのんびり散策・・・約10分
・遊歩道で見晴らし台・深洞公園まで歩く・・・約20分
ピックアップ
穴場的な梅園
山の斜面に作られた梅園は見ごたえがあります。
県道66号からもその姿を見られますが、小高い丘に登って景色とあわせて眺めるのがオススメですよ。
梅の見頃のあとには、枝垂桜も見ごろを迎えます。
中心街から少し外れているぶん、ゆっくりお花を楽しめる穴場スポットです。



令和4年に整備された約800mの遊歩道
東屋やベンチのある梅園は、散歩コースとしてみると2〜3分で一周できてしまいます。
もう少し歩きたい方には、新しく整備された山を囲む約800mの遊歩道(山道)がオススメ。
梅園の奥からは見晴らし台や、さらに先の深洞公園へと続く道も伸びていて、しっかり歩きたい方にもぴったりですよ。



梅園から見える田舎の景色と山々
梅露庵公園は筬島・長島(おさしま)の中心街から少し外れているため、のどかな田舎の雰囲気を楽しめます。
正面に見える山の「馬禿(うまはげ)」と呼ばれる馬の形に見える草のない場所は、かつて西行が和歌の題材にした景色と言われています。
梅や畑とあわせて眺める里山の風景は、どこか懐かしい気分にさせてくれますよ。


その他(駐車場・トイレ・その他利用上の注意事項)
駐車場は区画整備されていない砂利の空き地で、15台ほど停められます。
仮設トイレも同じ場所にあり、利用者が少ないためか意外ときれいでした。
注意したいのは駐車場の入口。
間違えると細い坂道をバックで出てくる羽目になるので、入口をよく確認してから入りましょう。



参考情報
| 施設名 | 梅露庵(ばいろあん)公園 |
|---|---|
| 所在地 | 〒509-7204 岐阜県恵那市長島町永田669-4 |
| 駐車場 | 15台ほど(無料/砂利) |
| 料金 | [入場]無料 |
| 予約 | [入場]不要 |
| 開場時間 | 24時間 |
| 営業情報 | 年中無休 |
| 電話 | 0573-26-2111(長島地域自治区運営協議会 長島振興室) |
| ホームページ | 梅露庵遊歩道 | 長島地域自治区情報サイト「日々、おさしま」 |
※掲載内容は執筆時点のものです。状況が変わることもあるため、実際に訪れる際は公式情報をご確認ください。
訪問記録/詳細情報
2025/04/05(土)
恵那峡の桜を見に行ったついでに立ち寄りました。
梅は終わりの時期でしたが、残った梅と咲き始めの枝垂桜がきれいでしたよ。
梅は終わりの時期でした。
恵那峡の桜を見に行ったので、なかなか梅と同時期には見られませんね。
梅の本数も多いので、ちょうど咲く時期に行ければ楽しめそうだと思います。
それでも少し残った梅と咲き始めた枝垂桜はきれいでした。
少し小高いところから田舎の県道を通りすぎる車を見ていると、ノスタルジックな気分になりますね。
なお梅露庵の「庵(あん)」は、元々簡素なつくりの住居を指した言葉です。



2026/03/13(金)
今回は梅を目当てに再訪しました。
前回は散ってしまっていた梅がしっかり楽しめて、来たかいがありましたよ。
前回行けなかった遊歩道にも足を伸ばし、お隣の深洞公園まで歩いてきました。
去年このエリアに来たのは桜の時期で、梅はほとんど散ってしまっていました。
今回は桜には少し早い時期ですが、梅はちょうど見頃。
とはいえ開花状況は何とも言えない感じで、散りかけの花もあればまだつぼみのものもあり、園全体どころか同じ木の中でも咲いていたり咲いていなかったりとバラバラでした。
逆にいえば、その分長い期間花を楽しめるのかもしれませんね。
ピンクや白、それに濃い赤の梅もあって、どれもきれいです。
梅と畑の景色がよく、この時期に来たかいがありました。



梅露庵公園の竹明かりは、地元の方が作られているそうです。
夜に来たことがないのでどんな光がともるのかは分かりませんが、竹にはたくさんの穴が開いていて、作るのに手間ひまがかかっているであろうことが伺えました。



前回は来られなかった梅露庵遊歩道にも行ってみました。
遊歩道は梅園の奥から入り、見晴らし台まで200mほど。
細い未舗装の道を進むと扉が出てきます。
イノシシ避けでしょうか、「開けたら締めて」との看板がありました。
ここから約80mで見晴らし台に到着。
周囲は見られるものの木々に囲まれていて、視界がいいとは言えない自然な印象の場所でした。
椅子があるので休憩でき、街の方もちょっと見えます。
謎の石碑があったのですが、何でしょうね。



見晴らし台からさらに200mほどのぼると山頂です。
道は終始開けていて歩きやすかったですよ。
山頂にはベンチやテーブルがありましたが、景色はまったく見えないため頂上感はなく、森の中の秘密基地といった雰囲気でした。



山頂からさらに100m進むと鉄塔が出てきて、「深洞公園まで200m」の看板がありました。
それまで平坦だった道が急に下り坂になり、案内のロープがないと迷いそうな森の中を抜けていきます。
途中で箱罠を見つけてドキッとしましたが、近くの看板によるとこの辺りはイノシシが出るとのこと。
最近は熊騒ぎが多いので身構えましたが、この箱罠はイノシシ用だったようで安心(?)しました。
やがて見えてきた深洞公園は、池の周りに遊歩道があって東屋があるという場所。
公園と名前は付いているものの、遊具などで遊べる場所ではありませんでした。



帰りは遊歩道ではなく道路を通って梅露庵公園へ向かいました。
すると道の脇にみごとな梅がありました。
正直なところ、梅露庵の梅よりも立派で花も多く、とても見ごたえがありました。
木の大きさが全然違うので梅の種類や土壌の違いもあるかもしれませんが、梅も寿命があるので昔からある梅露庵の梅の方が古いってこともあるんでしょうか。



道を歩いていると、ジョウビタキにも出会いました。
春先にはいろんな鳥がいて、なんとなく見ていると「小鳥」とひとくくりにしてしまいがちですが、よく見るといろんな鳥がいて面白いですね。
しかし、鳥の写真を撮るって大変です。
近づくとすぐ逃げてしまうので、ズーム機能は必須だなーと思いました。
今回ははっきりした写真が撮れず残念でしたが…。



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