竜洋昆虫自然観察公園/静岡県磐田市

磐田市竜洋昆虫自然観察公園は、静岡県磐田市にある昆虫がテーマの公園です。
カブトムシをモチーフにした遊具のある無料の西エリアと、こんちゅう館やビオトープが広がる有料の中央エリア・北エリアに分かれています。
入園料は大人330円・小中学生110円と手頃で、幼児と70歳以上は無料です。

こんちゅう館では生きた昆虫や標本を見られて、企画展も開かれます。ビオトープでは小川や池・田んぼのまわりで、カニやトンボなど生き物の自然な姿を観察できますよ。

学び・見学遊具散策・ウォーキング子ども向け(未就学児〜小学生低学年)有料施設滞在目安 2〜3時間駐車場あり(84台・無料)
滞在プラン例

・西エリアの遊具と昆虫採集ゾーンで遊ぶ・・・30分
・こんちゅう館の展示と企画展で学ぶ・・・1時間
・中央エリアと北エリアのビオトープ散策・・・1時間

ピックアップ

ビオトープで生き物の自然な姿を観察

有料エリアには中央エリアと北エリア、2つのビオトープがあります。池や小川、田んぼのまわりで生き物の自然な姿を観察可能
草木が生い茂る空間ですが、遊歩道はしっかり整備されているので、散歩気分で観察できます。

世界と日本の昆虫標本がずらり

こんちゅう館の2階は標本の展示がたくさん。世界や日本の蝶、甲虫などの標本が並んでいます。青い羽が印象的なモルフォ蝶も見られますよ。

そしてもうひとつ、一角はゴキブリに関する展示にあてられています。
退治グッズや歴史紹介パネル、化石、琥珀、名前のトリビアまであり、学びになる内容。

夏は企画展「世界のカブト・クワガタ展」を開催

こんちゅう館では時期ごとに企画展が開かれています。
2026年の夏は「世界のカブト・クワガタ展」(7月18日〜8月30日)が開催され、世界のいろいろな種類が生きた状態で展示されていました。
解説文に解説員の方のユーモアがきいていて、楽しく読めますね。ヘラクレスオオカブトの大きさはもちろん、世界最重量はレックスゾウカブトなのだそう。

駐車場・トイレ情報

駐車場は合計84台で、無料です。路面は芝生でした。
障害者用は公園駐車場に2台、こんちゅう館前に2台の合計4台あり、この周りはアスファルトでした。

トイレは園内2か所(駐車場横・こんちゅう館内)にあります。駐車場横は和式です。
※こんちゅう館内のトイレのほうがきれいなので、有料エリアに入られた方は、出る前に済ませておくのがオススメですよ。

ちなみに有料エリア内は昆虫も植物も採集禁止です。採集道具の持ち込みも禁止で、生き物に触ったらその場で逃がすのがルール。
石や木を動かさない、木を割らないというきまりもあります。売店で虫取り網を売っているのでちょっと紛らわしいですが、間違えないようにしましょう。

参考情報

施設名磐田市竜洋昆虫自然観察公園
所在地〒438-0214 静岡県磐田市大中瀬320-1
アクセス
車:東名 磐田IC・遠州豊田スマートICから約30分車:新東名 新磐田スマートICから約40分国道150号から南へ800m
Googleマップで開く
駐車場
駐車場 合計(全2か所)
普通車 84台+障害者用 4台
84台公園駐車場
無料芝生+障害者用2台
0台こんちゅう館前
無料アスファルト+障害者用2台
営業情報
磐田市竜洋昆虫自然観察公園
9:00〜17:00(最終入園16:30)大人330円/小中学生110円/幼児・70歳以上 無料団体20名以上 大人220円/小中学生50円年間定期券 大人1,320円/小中学生500円障がい者 大人110円/小中学生50円キャッシュレス決済可予約不要木曜(祝日の場合は翌日)・年末年始(12/28〜1/1)注意 1/2〜5、4/29〜5/5、7/21〜8/31は無休
西エリア(無料エリア)
無料
ホームページ磐田市竜洋昆虫自然観察公園
電話0538-66-9900(磐田市竜洋昆虫自然観察公園)

※掲載内容は執筆時点のものです。状況が変わることもあるため、実際に訪れる際は公式情報をご確認ください。

訪問記録/詳細情報

2026/7/20(月)

はまぼう公園にハマボウを見に行った帰りに立ち寄りました。
こんちゅう館の標本や企画展、ビオトープまで、見どころの多い公園。遊具のある無料エリアもありますが、ここまで来たら有料エリアも行きたくなりますよね。
この日はカニがたくさんいて、ちょっと驚きました。

無料で遊べる西エリアは、遊具広場と昆虫採集ゾーンに分かれています。
遊具はカブトムシをモチーフにした大きなもので、階段や滑り台がついています。新しくてきれいで、カラフルな色使いでした。近くにベンチもあります。

昆虫採集ゾーンは木々の間を遊歩道が通っています。あまり広くはないので、セミを捕まえられるかどうか、といったところでしょうか。
水辺のある有料エリアのほうが生き物は多いので、そこから飛んできた虫を狙う形になりそうです。

入ってすぐの受付で料金を払って中へ。キャッシュレスに対応しているのは嬉しいですね。
最初に迎えてくれるのは、蝶の幼虫やカメ、カエルなど。生きた姿を間近で見られます

この日は企画展「世界のカブト・クワガタ展」を開催中でした。世界のいろんな種類が展示されていて、見ていて勉強になります。
説明文も解説員の方のユーモアが楽しくて、どんどん読みたくなりますよ。ヘラクレスオオカブトはやっぱり大きいですね。ただ、最重量はレックスゾウカブトなのだそうです。
彼らは夜行性だけあってあまり動きはありませんでしたが、姿を見ているだけでワクワクしました。

1階にはいろんな種類のゴキブリが展示されています。私を含めて苦手な方が多いと思いますが、生活圏で見がちな種類とは違うので、いつもとは違った感覚で見られますよ。

2階の展示室でも一角がゴキブリに関するもので、愛が感じられますね。(笑)
退治グッズの展示に、歴史紹介パネル、化石、琥珀、名前のトリビアなど、学びになる内容です。

真の昆虫好きにとっては、大昔から生き延びている姿に惹かれるのかもしれませんね。私はあまり考えたくない派ですが、生態系上の重要性は認めましょう・・・。

2階は標本エリアです。世界や日本の蝶や甲虫などの標本が展示されています。
モルフォ蝶といえばこの青く綺麗な羽。アゲハ蝶もきれいですが、モルフォ蝶は「美しさ」といったほうがしっくりくるビジュアルですね。
とはいえ間近で見ると、中央の本体は他の蝶と同じ感じ。大きい個体は遠めに見たいですね。

ビオトープは草木が生い茂る空間ですが、遊歩道もしっかり整備されていて、草をかき分けるわけではありません。ゆったり散歩気分で生き物観察ができますよ。

草が飛んできたり、セミが飛んだりすることはあり得ますが、普通に歩いて服が汚れることはありません。
でも小川や池で水・土いじりして生き物を探す子供を止められるかはあなた次第です。(笑)

中央エリアには小川もありますが、小川の周りにはあまりカニがいませんでした
いないわけではないので宝探し感覚で探してみるのもいいかもしれません。

単純にカニを見るなら水草の生い茂る池の周りか、北エリアの方が見つけやすいですよ。

どちらかというと、カニは池の周りのほうがたくさんいましたね。
池は水草が覆い尽くしていて、生き物にとって日差しを避けられる格好の住処になっていそうでした。
一部区切られた区画にハスがあったので、もう少し早ければ咲いたところを見られたかもしれませんね。

池の周りにはメダカやイトトンボ、アメンボもいました。

学校ゾーンは、小学校の教科書に出てくる草花や野菜が植栽されているそうです。この日は何も植わっていなさそうでしたが、植え替えの時期だったのかもしれませんね。

チョウの花壇は売店の横にあります。屋内からだけ入れる、網で囲われた空間です。アゲハ蝶がたくさん放たれていて、間近で観察できました。花もきれいに咲いていましたよ。

中央エリアと北エリアの間は、一般道をくぐる地下通路になっています。
この地下通路、両端がそれぞれのエリアの池と隣接していて、窓から池の中を観察できます

この日は魚やカニを見ることができましたが、種類はわかりませんでした。水は自然な屋外の環境ということもあり、濁っていました。

北エリアも歩きやすく、緑も豊かで観察にピッタリの環境が整っています。中央エリアより広く、道も広めな印象ですね。

小川や池といた水辺もバリエーション豊富で、カニもたくさんいました。

流れのほとんどない池は濁りがちですが、小川は流れがあるので水は透き通ってきれいでした。アメンボや川エビもいましたよ。
生き物が住みやすい環境が整えられているからこそ、いろんな生き物が見られるんでしょうね。

稲も植わっていて、カニがたくさん住んでいました。田んぼでオタマジャクシやタニシを見かけることはあっても、カニを見かけることは稀ですよね。ここは他にも小川や木々が豊富なのが理由なんでしょうか。
特にこの日はカニがたくさんいてビックリでした。同じ日に立ち寄ったはまぼう公園でも違う種類ですがカニをたくさん見かけたので、この辺りはカニが多い地域なのかもしれませんね。

セミはアブラゼミを見つけましたが、鳴き声的には他のセミも居そうでしたね。トンボのほかに蜂もいましたよ。アシナガバチでしょうか。
自然な環境にはつきものですが、見かけても刺激しないように注意してくださいね。刺されたら職員の方に助けを求めましょう。

北エリアには野鳥観察舎があります。ただ、この日は目の前が草で覆われていて、視界が良いとはいえませんでした。夏も本番で、最近草が増えてきたのかもしれませんね。ちょっと残念でした。

そして注意点がひとつ。天井が低く、大人が普通に立つと頭をぶつけてしまいます。ざっくり150cmくらいでしょうか。
外が明るい分、小屋の中は目が慣れるまでよく見えないので、不用意に立ち上がると痛い思いをします。気をつけてくださいね。
バードウォッチングという点では、専用の小屋はなくてもはまぼう公園のほうが楽しめそうですね。

キーワード

[2026年7月訪問] [こんちゅう館] [ビオトープ] [昆虫標本] [カブトムシ] [カニ]