はまぼう公園は、静岡県磐田市の太田川河口にある河川敷の公園です。
園名のとおり、川沿いに黄色い花を咲かせるハマボウが群生していて、遠州灘では唯一の群落なのだそう。花の時期は7月上旬から8月上旬ごろ。
広い芝生広場は自由に使えて、予約制のグラウンドも併設されています。川沿いの浜にはカニ、中州の木々にはサギの群れがいて、生き物観察の場としても面白い公園ですよ。
日陰がほとんどないので、夏に訪れるなら日差し対策をしっかりしてお出かけください。
・ハマボウを眺めて散策・・・30分
・芝生広場で遊ぶ・・・60分
・川沿いでサギやカニの観察・・・30分
ピックアップ
遠州灘で唯一のハマボウ群落
ハマボウは、夏に黄色い花を咲かせるアオイ科の落葉樹です。
現地の看板によると、ここのハマボウは川沿いに150本余りが自生し、遠州灘では唯一の群落なのだそう。幹の太さでは国内最大のものといわれ、「静岡県の自然百選」にも選ばれています。
見頃は7月上旬から8月上旬ごろ。一部は森のようにまとまって育っていますが、川沿いにも点々と生えているので、歩きながら花を探すのも楽しいですよ。
自由に使える芝生広場と、予約制のグラウンド
園内にある広い芝生広場は自由に使えます。
遊びはもちろん、レジャーシートを広げてのんびり過ごすのにもいいですが日陰がないので対策必須です。
一方、少年サッカー1面分のグラウンドは予約制です。申し込みは磐田市公共施設予約システム(ウェブ)のほか、電話や窓口でも受け付けています。営業時間は午前8時から午後5時までで、年末年始(12月29日〜1月3日)は休館です。
サギの群れやカニに出会えます
太田川の河口という立地もあって、公園周辺には生き物がたくさん。
川の中州に広がる木々にはサギが群れをなして住み着いていますが観察できるのは草むら越しで、鳥の保護を重視した環境です。
ハマボウの群落からさらに海寄りの浜にはカニがたくさん。チゴガニを中心にハクセンシオマネキも見られますよ。
駐車場・トイレ情報
駐車場は合計136台で、無料です。路面はアスファルトで、ハマボウ群落周辺の一部は土でした。
トイレは園内2か所(グラウンド横・ハマボウ群落横)にあります。便器は洋式です。どこも清掃されていてトイレットペーパーもありました。
公園内は日陰がほとんどありません。日差しを避けたい方は仿僧川(ぼうそうがわ)水門横の駐車場に多少日陰がありますよ。
参考情報
| 施設名 | はまぼう公園 |
|---|---|
| 所在地 | 〒437-1203 静岡県磐田市福田3000(太田川右岸河川敷) |
| アクセス | 車:東名高速道路 磐田ICから約20分電車・バス:JR磐田駅北口から遠鉄バス「福田交番前」下車 徒歩約8分 Googleマップで開く |
| 駐車場 | 駐車場 合計(全5か所) 普通車 136台+障害者用 2台 52台メイン駐車場 無料アスファルト+障害者用2台 40台ハマボウ群落周辺 無料アスファルト・土 24台園内の小川付近 無料アスファルト 10台芝生広場 川下側 無料アスファルト 10台ぼう僧川水門横 無料アスファルト |
| 営業情報 | はまぼう公園 24時間無料予約不要年中無休 はまぼう公園グラウンド 8:00〜17:008:30〜12:00 1,340円/13:00〜17:00 1,540円(市外は100%加算)要予約(ウェブ・電話・窓口)年末年始休(12/29〜1/3)注意 ウェブ予約は磐田市公共施設予約システムから。抽選予約は利用月の3か月前5〜20日、通常のウェブ予約は2か月前1日〜利用日1週間前、電話・窓口は2か月前1日から注意 利用日の7日前までに取り消しを申請しないとキャンセル料は全額。1週間以内のキャンセルはインターネット不可(窓口もしくは電話)。早朝利用は要相談 |
| ホームページ | 施設ガイド はまぼう公園(磐田市) 福田屋内スポーツセンター(グラウンドの管理施設) |
| 電話 | 0538-37-4806(磐田市 都市整備課 公園・みどりのまちグループ) 0538-58-3131(福田屋内スポーツセンター/グラウンド予約) 0538-37-4832(磐田市 スポーツのまち推進課) |
※掲載内容は執筆時点のものです。状況が変わることもあるため、実際に訪れる際は公式情報をご確認ください。
訪問記録/詳細情報
2026/7/20(月)
竜洋海洋公園に来たついでにハマボウの花を見に来ました。
ハマボウの綺麗な黄色い花に加えて、サギの群れやカニなど生き物にもたくさん出会えて面白い公園でした。
日陰がほとんどないので、暑さ対策はしっかりしていくのがオススメです。
芝生広場のあたりを歩いていると、ハマボウがぽつぽつと植わっていました。
群落のようにまとまってはいませんが一つの木にきれいな黄色い花がたくさん咲いているので、見ごたえ十分。芝生広場が全体的に華やかに見えますね。
群落の木よりも一本一本の木が生き生きとしていて花もたくさん咲いている気がしました。
川の中州に広がる木々に、サギが群れで住んでおり数の多さに圧倒されます。
保護のためか観察しやすいようなデッキや小屋はなく、草むら越しに眺める格好になりますが自然の姿を見られるならちょっと我慢してもいいですね。
仿僧川水門の近くにある、ハマボウの群落は頭上を覆う高さまで伸びてトンネルになっています。
解説の看板によれば、幹の太さでは国内最大のものといわれる群落なのだそう。
公園の下流側、ハマボウ群落からさらに海寄りの浜には、カニがたくさん住んでいました。
初めはカニだと気が付かなくて、すごく浜がきらきら光っているなと思いましたがよく見ると無数のカニがしきりにハサミを振り上げていました。(笑)
ハサミを持ち上げる万歳のようなポーズがかわいらしいチゴガニに加えて、片方のハサミが大きいハクセンシオマネキの姿も。
小さいカニですが数がとても多いので、川縁(かわべり)に行けばきっと見つけられます。
ちなみにこの日訪れた磐田市竜洋昆虫自然観察公園にもたくさんのカニが住んでいましたね。
太田川に合流するぼう僧川には水門があり、津波の非常時には避難場所として使えます。
普段は立ち入り禁止ですが、緊急時はドアを開けて上に登れるとのこと。いざというときのために覚えておきたいですね。
そしてこのあたりから眺める、太田川と仿僧川、二つの川が海へ流れ込む姿は雄大でした。
ハマボウのほかにも、園内ではアベリアやキンケイギクの花が咲いていました。
ハマボウの時期に訪れると、あわせて白や黄色の花を楽しめます。
ちなみにオオキンケイギクは侵略的外来種に指定されています。
この花がオオキンケイギクなのかはわかりませんでしたが、そんな花もあるんだと心に留めていただければどこかで役に立つかもしれません。
公園を歩いていると、シマヘビやトンボにも出会えました。
カニやサギだけでなく、生き物がたくさんいて面白いですね。シマヘビはトイレの近くにいたので、トイレを使うときにはちょっと気を付けたいです。
[2026年7月訪問] [ハマボウ] [太田川] [ぼう僧川] [チゴガニ] [水門] [河口]
