道の駅つくで手作り村/愛知県新城市

標高550メートルの作手(つくで)高原、国道301号沿いにある道の駅つくで手作り村。
奥三河へのドライブでは休憩スポットとしておなじみで、直売所「山家市(やまがいち)」には地元の高原野菜や加工品が並び、勇気工房では焼きたての五平餅も味わえます

道の駅から歩いてすぐの場所に、奥平氏の居城だった亀山城址があり、散歩や景色を楽しめます
他にも芝生広場で遊んだりミニSLの線路のイベントを楽しんだりと休日をゆったり過ごすのもオススメ。
買い物・食事・城址散策まで、ドライブの休憩にも目的地にも便利な場所です。

芝生遊び参拝・歴史散策・ウォーキング藤(4月下旬〜5月上旬)入場無料有料施設あり滞在目安 約1〜2時間駐車場あり(104台・無料)
滞在プラン例

・直売所「山家市」で買い物、食事処「味彩館」で食事・・・60分
・勇気工房の焼きたて五平餅で休憩・・・30分
・亀山城址をのんびり散策・・・30分

ピックアップ

高原野菜が並ぶ直売所と、ドライブ休憩に便利な道の駅

作手高原の国道301号沿いにあり、奥三河をドライブするときの休憩スポットとして定番の道の駅。
直売所「山家市(やまがいち)」には、地元の新鮮な野菜や、蜂蜜などが並びます。食堂「味彩館(あじさいかん)」もあるので、食事もできますよ。

亀山城跡で気軽に景色を楽しめます

道の駅の奥、第二駐車場のそばから登り口が続いているのが亀山城址です。
1424年(応永31年)に奥平貞俊が築いたと伝わり、奥平氏5代がおよそ166年にわたって居城とした歴史あるお城の跡地です。

今は本丸を中心に、曲輪(くるわ)や土塁(どるい)、濠(ほり)といった遺構が残っています。
歩道は歩きやすく、本丸まで登ると芝生が広がり、視界が開けて眺めがいい場所ですよ。

手作り体験と芝生広場

「手作り村」の名のとおり、体験や名物も充実しています。勇気工房では焼きたての五平餅を味わえ、香ばしいタレの香りが休憩にぴったりです。
体験工房「とんちんかん」では、木のミニカーや竹とんぼ、こまづくりといった木工・竹工体験や、こんにゃく・五平餅づくりなどの郷土料理体験ができます。
※子どもから大人まで楽しめます。料金や予約は公式サイトをご確認ください

駐車場・トイレ情報

駐車場は合計104台(普通車)で無料です。路面は第一・第二とも平らなアスファルトでした。春秋のシーズンには多くのバイクや車で賑わいます。第二駐車場は10〜17時のみの開放です。

トイレは駐車場横にあるほか、勇気工房近くの事務所と体験工房「とんちんかん」にもあります
第一駐車場のトイレは便器が洋式で、設備は新しめではありませんが、清掃されていて問題なく使えました。

参考情報

施設名道の駅 つくで手作り村
所在地〒441-1414 愛知県新城市作手清岳字ナガラミ10-2
アクセス
車:新東名「新城IC」から約30分(国道301号沿い)電車・バス:なし
Googleマップで開く
駐車場
駐車場 合計(全2か所)
普通車 104台障害者用 4台大型バス 4台
59台第一駐車場
無料アスファルト障害者用2台大型2台
45台第二駐車場
無料アスファルト障害者用2台大型2台
第二駐車場は10:00〜17:00のみ開放EV充電器:急速・普通 各1基
営業情報
道の駅 つくで手作り村
9:00〜17:00入場無料木曜定休(祝日は営業・振替なし)12/31〜1/3 休
山家市(直売所)
9:00〜17:00
味彩館(食堂)
平日 10:00〜14:30土日祝 10:00〜16:00
勇気工房(五平餅)
平日 9:00〜15:00土日祝 9:00〜16:00
とんちんかん(体験工房)
体験は要予約(詳細は公式サイト参照)
ホームページ道の駅つくで手作り村
電話0536-37-2772(代表)

※掲載内容は執筆時点のものです。状況が変わることもあるため、実際に訪れる際は公式情報をご確認ください。

訪問記録/詳細情報

2026/4/28(火)

何度も通っている道で、道の駅として休憩に立ち寄ったことは何度かありました。
でもこの日は、すぐそばにある亀山城址を初めて歩いてみました。歩きやすくて田舎のいい景色も楽しめて新たな魅力を発見できましたね。
道の駅の藤棚もちょうどきれいに咲いていて得した気分です。

この日は道の駅の藤棚が満開でした。
花の数も多くてとてもきれいで、下にあるベンチから藤を眺めながらゆっくり休憩。藤棚はこの一つだけですが、見ごたえは十分です。

そういえば、おととい訪れた藤の回廊でも紫の藤が咲いていました。
あちらには白い藤も植えられていて、白い藤は紫よりも少し咲く時期が遅いとのこと。同じ藤でも、品種によって色や開花時期が少しずつ違うのが面白いですね。

模型鉄道広場のそばには、赤いツツジが咲いていました。おそらくヤマツツジでしょうか。春らしい彩りが目を楽しませてくれます。

そしてこの日は、うれしいことにウグイスを撮影できました。
いつも鳴き声は聞こえるのに、姿を見つけて写真に撮れなかった鶯(ウグイス)を、この日はカメラに収めることができたんです。
望遠が足りずくっきりとは撮れませんでしたが、個人的には満足。鶯はスズメ目ウグイス科というだけあって、言われてみるとスズメに似た姿をしています。
探すときは、なんとなく姿をイメージしておくと見つけやすいですよ。

この日は、園内で2度も蛇に出会いました
そのうちの一匹は、勇気工房近くの事務所裏あたりに置いてある椅子の近く。あとで登った亀山城址でも、本丸の手前で見かけました(こちらは写真を撮れませんでしたが、同じ種類だったと思います)。

小さくてかわいらしい姿でしたが、蛇には毒を持つ種類もいるので油断は禁物です。
種類は分かりませんでしたが、じっと見ていたら逃げていきました。むやみに近づいたり、ちょっかいを出したりしないよう気をつけたいですね。

売店には、パンやカレー、野菜、蜂蜜、ジャム、卵など、いろいろなものが並んでいました。
田舎の道の駅で、地元で作られたものを買うのは、ちょっとしたストーリーがあって個人的に好きですね。

一般に野菜は形に目をつぶればお手頃なものが多いですし、卵はスーパーのものよりおいしく感じるので、よく買っています。

ちなみに、形の不ぞろいな規格外の野菜があまり出回らないのは、味は同じでも箱にきれいに並べられず輸送費がかさむから、らしいですね。
日常使いの食材はもともと利益も薄いので、コストがかかると儲けがなくなるので流通させにくいのだとか。

この日はおいしそうな蜂蜜も並んでいましたが、家の分がまだ残っているので今回は我慢。
蜂蜜が食べたくて食パンを買ったり、パンケーキを焼いたりするのですが、いっそそのまま舐めようか、と最近思い始めてます(笑)。

亀山城址の登り口は第二駐車場の近くにあります。
入口からしばらくはマットや階段など人工物で整えられていて、とても歩きやすい造りでした。山全体は杉林で、入口から本丸までの遊歩道は特にきちんと整備されています。
ただしバリアフリーではないので、足の不自由な方は注意してくださいね。

林の中もきれいに手入れされていて、濠(ほり)の中まで自由に歩き回れるのが印象的でした。
濠はお城の防御のために掘られた溝のことで、ここは水のない空堀ですが、そこまで深くありません。
城の区画である曲輪(くるわ)の周りはきれいな芝生になっていて、視界が開けて眺めがいいですよ。

頂上の本丸は開けていて、芝生もきれいでした。
日陰はありませんが、ベンチがあるので、春や秋には景色を眺めながらお弁当を広げるのもよさそうです。

本丸に立つ解説板によると、亀山城は群馬(上野)から作手へ移り住んだ奥平貞俊が築いたお城で、初代・貞俊から貞能まで五代166年間この地を治めたそうです。
のちの奥平信昌は、1575年の長篠・設楽原の戦いで戦功を挙げて新城城主となりました。1602年には信昌の四男・松平忠明が作手藩主となって城は一時復活しますが、1610年に廃城となり、今に至ります。
本丸の発掘調査からは、この城が住まいではなく軍事的な拠点だった可能性が高いと考えられているそうですよ。

本丸を越えて二の丸へ向かうと、道の様子が変わります。
それまでの整った道から一転、土と木でできた山道らしい道になっていきます。歩きやすい前半だっただけに、ちょっとだけ歩きにくさを感じます。

二の丸の周りは木が多くて静かな雰囲気です。

二の丸を越えてさらに下っていくと、かなり細い道に変わります。
あまりに雰囲気が変わるので、作業用の道なのか、通っていいのか心配になりましたが、問題なく通れました。
ただし階段は傾斜していて、落ち葉が多く滑りやすいので注意が必要です。

下りきると、そのまま真っすぐ進んで道路に出るか、折り返すように曲がって国道301号線の方へ進むかの分かれ道になります。
真っすぐ進んだ先の道路は今回通っていないので詳しくは分かりませんが、亀山城跡用の駐車場があるようです。
道の駅まで続いているのかは不明ですし、道の駅の第二駐車場が整っているので、あまり出番は多くないかもしれませんね。

二の丸から坂を下りて折り返したあとは歴史の小径(こみち)
道なのか、雨が降ったときだけ川になる谷なのか、少し不安でしたがここも歩いて問題ありません。

この道は小枝や枯れ草がとても多く、小枝の上を歩いている感覚でした。
ちょっぴり不安になりながら歩いたので、視界が開けたときは思わず感動(笑)。出てきた入口を振り返ると、なんだか入ってはいけない場所のような雰囲気でしたが、出口近くに「歴史の小径」の看板が立っていたので、ちゃんとした道だと分かって一安心。

その入口の隣には、野生の藤がきれいな花をつけていました。
いつも藤棚で手入れされた藤ばかり見ているので、木に自由に巻き付いた野生の姿は、生き生きとしていますがどこか乱雑な印象。
手を加えるからこそ、あのきれいな藤棚になるんだなと、改めて実感しました。

歴史の小径を抜けた後は小川沿いの砂利道になり、人工的ではありますが、川のせせらぎや小型の水力発電設備、畑を眺めながらのんびり歩いて道の駅に戻ってきました。

キーワード

[2026年4月訪問] [亀山城址] [五平餅] [ミニSL] [奥平氏] [作手高原]