クレジットカードって種類が多くて、どれを選べばいいか迷っちゃいますよね。カードによって特徴があるので、自分にとって一番お得な一枚を選びたい——そんな気持ち、よく分かります。
この記事では、私なりのクレジットカード選びの基本的な考え方と、実際に私がクレジットカードで不正利用にあったときの体験談を、あわせてまとめてみました。
「結局どれを選べばいいの?」「不正利用ってどうなるの?」という方の、参考になればうれしいです。
クレジットカードは「後払い」の決済サービス
まずは基本から確認しましょう。
クレジットカードは、後払い式の決済サービスです。「クレジット(信用)」の名のとおり、「後でちゃんと払いますよ」という信用のもとで、その場で現金を動かさずに決済ができます。
ちなみに、後払いだからといって先々の収入を当てにするのはおすすめしません。
あくまで「現金を持ち歩かなくていい」「ネットショッピングで便利」という観点で使うのが、トラブル防止のコツですよ。
使い過ぎが気になる方はプリペイド式やデビット式がオススメです。
まずは手軽なカードから使ってみるのが大事
クレジットカードは、使うとポイントがついて、値引きに使えたりサービスと交換できたりとお得です。ただ、今はいろんな会社が種類豊富なカードを出していて、どれを選べばいいか本当に迷いますよね。
カードごとに基本の還元率が違ううえ、各社が差別化のために複雑な制度を作りがちなので、迷う気持ちはよく分かります。でも、たいていのカードは還元率0.5〜1%。
それ以上の高還元は「特定のお店だけ対象」だったり、その分ほかで使うと還元率が低かったりと、使い勝手が悪いことも多いんです。
なので、「このサービスで支出の大半を使う」という“推し”が特になければ、どれを選んでもお得さはそんなに変わらないと思います。
私自身、1つのサービスに払うお金は多くても年間20万円くらい。これくらい分散しているなら、あれこれ悩む時間のほうがもったいないかもしれません。
とくに初めてクレジットカードを持つ方は、決済額もそれほど多くないはず。まずは年会費無料のカードを作って、1〜2年使ってみて、気になったら変えてみる——くらいがちょうどいいですよ。
クレジットカード会社はお店から決済額の2~4%程度の手数料を受け取っています。
私たちに還元されるポイントはそこから払われているんですね。つまり、例えば5%とかポイントがつくとカード会社単体としては赤字になってしまいます。
なので高い還元率を謳うクレジットカードは、その分グループ会社のサービスを利用してもらうことで利益を確保しようとしています。
高い還元率を追いかけ過ぎると自身が選べるサービスの選択肢が狭まるので初めは気にし過ぎないほうがいいでしょう。
大事なのは「使い勝手」と「安全性」
「還元率がそんなに変わらないなら、どこで選べばいいの?」というと、私は使い勝手と安全性を重視しています。
使い勝手は、VISAやMastercardといった国際ブランドを選べば、まず問題ありません。
カードの種類は豊富ですが、この国際ブランドさえ対応していればたいていのお店で使えるので、有名どころを選んでおけば間違いないですよ。
そしてもう一つが、不正利用への安全性です。今の時代、個人情報は「漏れるもの」と思って行動するくらいが賢明で、それはクレジットカードでも同じ。
3Dセキュア(本人認証サービス)や利用通知は代表的な対策で、不正利用が疑われるときはカード会社のほうから連絡をくれることもたまにあります。
なお、万一不正利用されても、多くのカードには補償があり、決められた期限内に届け出れば、原則として自己負担なしで対応してもらえます。
ただし、届け出が遅れたり、番号の管理に重大な落ち度があったりすると対象外になることもあります。だからこそ、「そもそも防ぐ・早く気づく」仕組み(3Dセキュア・利用通知)をしっかり押さえておくのが大事ですよ。
ネット決済で使われる本人認証サービスで、本人確認を厳重に行うことで不正利用を防止します。
・通常:カード番号・有効期限・セキュリティーコードのみで認証
・3Dセキュア:パスワードやワンタイムパスワード、デバイス認証などが追加で必要
使うときにひと手間かかりますが、3Dセキュアはぜひ設定しておくと安心です。
【体験談】私がクレジットカードで不正利用された話
私は一度、クレジットカードで不正利用されたことがあります。
ある日、身に覚えのない知らない宿の予約に、2万1,000円の決済が2回も。
たまたま利用額を見て「なんだか金額が大きいな」と気づけたのですが、当時は利用通知を設定していなかったので、今思うと本当に危なかったです。
これを機に、利用通知はしっかり設定するようになりました。
このときは、まずオンラインですぐにカードの利用を停止できました。
補償の手続きは、不正な申し出を防ぐためにどうしても電話が必要でしたが、利用停止や再発行といった手続きは可能な限りオンラインで完結できたので助かりました。大事なお金が無事だったので、本当に良かったです。
この経験から学んだのは、「利用通知を必ず設定しておくこと」、そして「困ったときにオンラインで手続きできると便利」ということ。
今は専用アプリがあるクレジットカードが多いので選ぶ際は確認しておくといざというとき安心ですよ。
不正利用のあとはカードが再発行されるのですが、このクレジットカード会社が悪いんだと思って一度解約してしまいました。(併用していたカードもありましたので)
もちろんそのカード会社固有のリスクではないですし、やっぱり普段使っていたクレジットカード。1か月ほどして必要になり、もう一度申し込んだら、すぐに新しいカードが作れました。
頻繁に契約・解約を繰り返すのは良くないんですが、本当に必要ならまた作れるのでポイント目当てにカードの枚数を増やしてしまった方はセキュリティのために一回整理してみるのもいいかもしれませんね。
クレジットカードの「作りすぎ」に注意
最後に、ついやりがちなのがカードの作りすぎです。
多くのカードは新規発行+数回の利用で数千円分のポイントがもらえるので、ポイント目当てで何枚も作りたくなる気持ちも分かります。でも、これはあまりおすすめしません。
カードをたくさん持つほど、紛失や不正利用のリスクが上がる
番号が漏れていなくても、手当たり次第に番号を試して当てる手口もあるので、わざわざ犯罪者に“当たり”を増やす必要はありません。
枚数が多いと財布を失くした時に連絡する先が増えたり、カードをしまった場所を忘れてしまったりと管理の手間がかかります。
カードを持っていなければ詐欺に引っかかりにくくなる
昔からあるフィッシングメール(実在のカード会社を装って情報を抜く手口)も、そもそもそのカードを持っていなければ引っかかりようがありません。
枚数を減らせば知らないうちにお金を失うリスクも減る
枚数が多いと不正利用にも気が付きにくくなりますが、それだけではありません。
「初年度無料、次年度から年会費」というカードもあり、放置しているうちに無駄な年会費を払い続けていた・・・なんてことにもなりかねません。
ポイントの面でも、いろんなカードに数百円ずつついても使いづらいので、1枚にまとめたほうがお得です。
というわけで、クレジットカードは普段使いの1枚+予備の1枚くらいに抑えておくのがおすすめですよ。
まとめ
- クレジットカードは「後払い」の決済サービス。先々の収入を当てにしない使い方を。
- 還元率はどこも0.5〜1%で大差なし。初めてなら年会費無料のカードから。
- 選ぶ基準は使い勝手(VISA/Mastercard)と安全性(3Dセキュア・利用通知)。
- 不正利用は誰にでも起こりうる。利用通知の設定と、オンラインで手続きできる体制が大事。
- 持ちすぎ注意。普段使い+予備の1枚くらいがちょうどいい。
そんな考え方で私が選んで、実際にずっと使っているのが「楽天カード」です。不正利用にあったときも、しっかり対応してもらえました。
