吉良饗庭塩の里/愛知県西尾市

この地域で約500年続いた塩づくりの歴史を紹介する施設。
生産された塩は「饗庭(あいば)塩」と呼ばれ、苦汁(にがり)の少ない良質な塩として知られていました。地域の伝統調味料である八丁味噌づくりにも使われていました。

館内には、かつて行われていた入浜式塩田による製塩の様子や道具、写真資料などを展示。地域の製塩産業の歩みを知ることができます

さらに、周辺で出土した古墳の資料も展示されており、塩づくり以前から続く土地の歴史にも触れられます。
古墳に興味のある方や、吉良で栄えた塩田の歴史を学びたい方におすすめの施設です。

滞在プラン例

・吉良地域の製塩の歴史を学ぶ・・・30分
・塩焼き体験・・・15分
・塩づくり体験・・・1日

ピックアップ

吉良で続いた製塩の歴史

吉良の製塩は土器製塩法に始まり、揚浜式塩田、入浜式塩田、滴下式塩田へと変化していきました。

館内には、作業工程を紹介するパネルや模型、当時使われていた道具などが展示されており、製塩の移り変わりを具体的に知ることができます。

西尾市出土の古墳資料

西尾市で発見された古墳に関する資料や出土品も展示されています。土器や副葬品などから、この地域が古くから人々の暮らしの場であったことがうかがえます。

製塩で使われた道具を展示する塩部屋

塩焼き窯や、焼き上がった塩を乾燥させる居出場(いだしば)など、当時の製塩工程を再現した道具が展示されています。
屋外にある塩田では、塩づくり体験も可能です(要予約)。

その他(駐車場・トイレ・その他利用上の注意事項)

駐車場は23台(無料/アスファルト)。
トイレは受付の横にあります(洋式、多目的トイレあり)。

参考情報

施設名吉良饗庭塩の里
所在地〒444-0514 愛知県西尾市吉良町白浜新田宮前59−1
駐車場23台 無料/アスファルト/+障害者用1台/+大型バス2台
料金[入場料]無料
-[塩焼き体験]200円
-[塩づくり体験]500円(高校生以上)、300円(小人)
予約[入場]不要
-[塩焼き体験]不要
-[塩づくり体験]電話/FAX/ホームページ (10日前までに)
※塩づくり体験は10人以上、または指定の体験日
開場時間[展示室]9:00-17:00(24h表記 施設全体の開場時間
-[塩焼き体験]9:00-16:30
営業情報[展示室]月曜日定休(祝日の場合は営業),年末年始休業(12/29~1/3)
ホームページ西尾市塩田体験館 吉良饗庭塩の里
電話0563-32-3373 (事務所:代表/問い合わせ全般/塩づくり体験予約)

※掲載内容は執筆時点のものです。状況が変わることもあるため、実際に訪れる際は公式情報をご確認ください。

訪問記録/詳細情報

2026/02/14(土)

吉良海岸を訪れた際に立ち寄りました。いまはきれいな砂浜が印象的な吉良の海ですが、かつては製塩が盛んに行われていた場所でもあります。

生産量では赤穂をはじめとする瀬戸内の塩田が圧倒的だったものの、吉良でも良質な塩が作られていたと伝えられています。

かつての塩づくりは、塩田で海水を凝縮して塩分濃度を高める工程と、それを煮詰めて塩にする工程に分かれていました。

塩焼き体験では、あらかじめ用意された塩分濃度の高い海水(かん水)を煮詰め、実際に塩を作ります。

完成した塩は持ち帰り可能。自分で作った塩を料理に使えば、いつもより少しおいしく感じられるかもしれません。

キーワード

[2026年2月訪問]