50m×100mほどのとても広い芝生と,豊富な遊具があります。
芝生が広いので大人でも遊べますし,レジャーシートを敷いてピクニックもできます。ローラースライダーは延長73mもあり県下最大級。遊具と合わせて子供が喜ぶこと間違いなしですね。
初夏(5~6月)には亀山菖蒲園でたくさんの花菖蒲を見ることができます。駐車場も無料なので気軽に遊びに来れますよ。 [滞在時間目安:0.5~3時間]
ピックアップ
豊富な遊具と70m超のローラースライダー(わんぱく広場)
幼児用から小学生用まで複数の遊具があります。特にローラースライダーは延長73mと県下最大級。遊具は比較的新しいので安心して遊べます。



広大な芝生広場
50m×100mほどの広さがある芝生広場です。遊びに使うのはもちろん,わんぱく広場の近くには木もあるので木陰でレジャーシートを敷いてピクニックもできます。



初夏に楽しめる亀山菖蒲園
菖蒲園があり,初夏にはたくさんの花菖蒲を楽しむことができます。紫陽花やモミジも植えられ,池にかけられた遊歩道と合わせて散策にぴったりです。6月上旬には”花しょうぶ祭り”が開催されます。



その他(駐車場・トイレ・その他利用上の注意事項)
(亀山市歴史博物館横の)亀山公園駐車場に86台,(公園池横の)公園池駐車場に9台,(亀山菖蒲園横の)菖蒲園駐車場に11台停められます。
菖蒲園駐車場は亀山菖蒲園の最寄(むしろ敷地内)ですが,Google mapでは菖蒲園内トイレとなっています。見落とさないようにしましょう。
トイレは公園内にいくつかありますが,きれいな洋式のトイレは”亀山公園駐車場トイレ”か,”亀山公園庭球場トイレ”,”ますみ児童公園”がおすすめです。北公園トイレと菖蒲園トイレは年季の入った和式。


[下]亀山公園庭球場トイレ(洋式・きれい)

[下]北公園トイレ(和式)
参考情報
施設名 | 亀山公園 |
---|---|
所在地 | 〒519-0151 三重県亀山市若山町7 |
駐車場 | 86台(亀山公園駐車場) ※無料/アスファルト/+障害者用4台/+バス2台 9台(公園池駐車場) ※無料/アスファルト/+障害者用1台 11台(菖蒲園駐車場) ※無料/アスファルト/+障害者用2台 |
料金 | [公園・亀山城多聞櫓]無料 |
予約 | 不要 |
開場時間 | [公園]24時間 [亀山城多分櫓]10:00~16~00 |
定休日 | [公園]なし [亀山城多分櫓]平日 |
ホームページ | 亀山市都市公園 亀山城跡 | 亀山市観光協会 |
電話 | 0595-82-7111 (亀山市文化会館内:一般的な問い合わせ) |
訪問記録/詳細情報
2025/06/01(日)
近くで花しょうぶ祭りののぼりを見て訪問。6/8日の祭りに向けて花菖蒲の開花も進んでいました。
亀山菖蒲園は芝生広場・遊具エリア(わんぱく広場)からは少し離れた場所にあります。
駐車場は隣接した菖蒲園駐車場か,池を挟んだ反対側の公園池駐車場が便利です。臨時で亀山公園庭球場駐車場の一部の解放されています。
芝生広場・遊具エリア(わんぱく広場)側から訪れる場合は,ローラースライダーの滑り口を越えて,ちょっとした遊具のある公園(北公園)の奥にある少し急な階段を抜けるとたどり着けます。
意外と近づかないと降り口が分かりません。
階段を避けたい場合は隣接の駐車場に停めるか,同じ方向で見て右手から道路に出て,左に曲がって100mほど進み公園池から歩いてもたどり着けます。(遠回りで公園池の横は道も広くありませんが)
菖蒲園駐車場にトイレがありますが和式の古いトイレです。少し遠いですがテニスコート(亀山公園庭球場)脇のトイレが新しいです。
花菖蒲の花壇は棚田のように段々になっており,3年周期で植え替えるそうです。そのため1年目の区画から3年目の区画まであります。
1年目と言えども立派に咲いている花菖蒲もあり,逆に2年目の区画が最も花が少なかったです。
年ごとに球根の個体差がないと仮定すると花壇の日当たりや水はけで咲き方に違いが出てきているのかなと思います。
季節通しで観察していないので、あまり花が咲いていない2年目くんも遅れて咲き始めるかもしれませんね。
紫陽花の開花はまだ控えめ。来週の花しょうぶ祭りにはもう少し咲いてくれるでしょうか。アジサイの最盛期は通常6月後半なので微妙ですね。
園内にはモミジが植わっています。紅葉の時期に単体で眺めるには上級者向けかもしれません。緑のモミジ越しに花菖蒲の写真を取るのがオススメですよ。
池の遊歩道も歩くと涼しいのでぜひ。






芝生広場の広さに驚きました。河川敷でたまに広いところがありますが,風が強く吹きがちなので郊外の木に囲まれた場所のほうが落ち着いて遊べますね。
芝も薄いところがほとんどなくて気持ちが良いです。シロツメクサもたくさん咲いています。
基本的に木のない広場ですが、遊具の近くは数本生えているのでピクニックをするなら遊具(わんぱく広場)に近いエリアがオススメです。
この日は昼過ぎでも芝生広場には10人くらいしか遊んでいる人がいなくて,スペースが有り余っていたのでのびのび遊びたい子供にはうってつけだと思います。
おもちゃのボールで野球をしている家族がいましたが,どれだけホームラン打っても安心です。(遊ぶときは周囲に注意してくださいね)
遊具はとても新しく綺麗でした。幼児を安心して遊ばせられるフェンスで囲われたものから,3階建の大きな複合遊具・ローラースライダーと種類も豊富です。※口コミによると1年くらい前に一通り新調されたようです。
※余談ですが内田工業(株)の遊具を最近よく見ますね。従来の遊具よりも大きく,カラフルで子どもが興味を引くのも納得。オリジナル遊具も手がけてそれぞれの公園でシンボルになっています。それでいてフェンスの設置や遊具の手触りといった安全性配慮の優しさを感じるつくり。確かに採用が多い理由が分かります。
企業HPから施工事例を見られるので,マニアックですが興味のある人は遊具からお出かけポットを探してみてもいいかもしれませんね。(サイズ感がちょっと分かりづらいですが)



伊勢亀山城の多門櫓は三重県の指定文化財です。そして土日祝の10時から16時まで中に入って見学ができます。主には建物自体を見学する場所ですが,展示物や歴史を学べるパネルなどもあります。無料なので時間があれば寄ってみてはいかがでしょうか。
中はひんやり涼しくて窓からは町を見下ろせます。柱の一部は約13年前の火災で損傷し,根継で補修したそうです。城主が変わるたびに増改築が繰り返された伊勢亀山城にとって近年の修理跡というのも”らしさ”と考えることもできますね。
伊勢亀山城は文永二年(1265年)に関実忠(さねただ)が築城し,元亀四年(1573年)に関盛信が織田信長に追放されるまで関家十六代の居城でした。
その後八家が城主となりましたが,延享元年(1744年)に石川総慶(ふさよし)が城主となった後は明治維新(1870年頃)まで石川家十一代が治めました。
多門櫓は三重県下で唯一,原位置で遺存する城郭建築として昭和二十八年に三重県指定文化財に指定されました。
亀山城というと全国に10個以上あるそうなので紛らわしいですね。そしてここ伊勢亀山城の櫓も表記により”多門櫓”だったり”多聞櫓”だったり,どちらが正解なんでしょうかね。



菖蒲園駐車場は11台と広くありませんが,花菖蒲の時期には亀山公園庭球場の駐車場も一部開放されます。一応花しょうぶ園の割り振りは10台ですが,全体では42台分あります。(祭りのときには全開放されるかも)
他にも公園池駐車場(9台)や亀山公園駐車場(86台)を利用してください。
公園池駐車場から公園池・花しょうぶ園に向かうとすぐに草っ原を抜ける必要があります。通常は気になりませんが,朝露があると靴が濡れます。障害者用の駐車スペースもありますが,スロープ部分の中心に側溝が通っていたり,そもそも土の地面で進みづらそうな印象でした。







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