大きな岩肌をすべるように流れ落ちる二畳ヶ滝。
駐車場から少し階段を下り滝の前まで行くと人工物がほとんど視界に入らず手軽に自然に没入できます。
滝の周辺は木陰に囲まれた自然の中で涼んだり水遊びを楽しめます。700mほど下流には明治時代から続く岩津水力発電所も。
ツーリングやドライブの休憩地として涼んだり、ちょっとした水遊びを楽しむのにぴったりのスポットです。
滞在プラン例(目安時間)
・二畳ヶ滝で涼む・・・約15分
・滝つぼや小川で遊ぶ・・・約60分
・岩津水力発電所を見学する・・・約5分
ピックアップ
自然に囲まれた涼しげな二畳ヶ滝
岩肌をやさしく滑り落ちる珍しい形の滝。滝つぼは深さがあり、泳いで遊べます。
BBQは禁止されています。
滝つぼや下流の小川は浅く、魚を観察したり水遊びが可能
二畳ヶ滝の下流には浅瀬の小川が続き、魚を観察したり水あそびができます。
足元の苔が滑りやすいので注意。
明治から続く岩津水力発電所
明治30年に運転を開始した、愛知県で最も古い水力発電所。今も地域を支えています。
小ぶりですが100年以上前からあるなんて感慨深いですね。
その他(駐車場・トイレ・その他利用上の注意事項)
二畳ヶ滝の脇には5台程度駐車が可能。道が拡張されて駐車スペースになっています。そこから階段を40mほど歩けば滝に降りられますよ。(傾斜地なのでバイクは注意)
岩津水力発電所の脇にも道が一部広がって同じく5台程度駐車ができます。滝脇陣屋跡の見学には滝脇町ふれあい広場(滝脇集会所前)が利用できます(10台程度)。
トイレは二畳ヶ滝、岩津水力発電所共にありません。NEOPASA岡崎、専光寺の本堂脇のトイレ(未確認)で済ませるのがオススメ。
二畳ヶ滝はBBQが禁止されているものの飲食自体は可能なため、ドリンクやワンハンドメニューを持参しても良いですね。
参考情報
施設名 | 施設名称のみ |
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所在地 | 〒444-2212 愛知県豊田市滝脇町大日向 |
駐車場 | 5台(二畳ヶ滝) ※無料/アスファルト 5台(岩津水力発電所) ※無料/アスファルト 10台(滝脇町ふれあい広場) ※無料/土 |
料金 | [二畳ヶ滝/岩津水力発電所/滝脇陣屋跡見学]無料 |
予約 | [二畳ヶ滝/岩津水力発電所/滝脇陣屋跡見学]不要 |
開場時間 | [二畳ヶ滝/岩津水力発電所/滝脇陣屋跡見学]24時間 ※照明はありません |
定休日 | なし |
ホームページ | 岩津水力発電所 – 水力発電所|中部電力 |
電話 | なし |
訪問記録/詳細情報
2025/08/30(日)
ツーリングも何度も出かけていると、目的地を変えても主に走っているのはいつもと同じ道なんてことが多いんですよね。
山中のマイナーなスポットを目指すと、自然と普段通らない道を通るので新鮮な気分になります。
二畳ヶ滝は道路から40mほど階段を降りるだけで、周囲を自然に囲まれた落ち着く空間に出られます。
水は濁りがありますが滝の雰囲気は見ていて癒されます。小魚が泳いでいるのでボーっと見ていると時間を忘れてしまいます。
川遊びをするには水の濁りと川底の滑りやすさがネックですね。川の深さがちょうどよく、岸も木陰もあるので環境はいいですよ。
岩津水力発電所は、明治30年(1897年)に稼働を始めた歴史ある施設です。
水路式で最大出力140キロワットを誇り、当時は岡崎の町に初めて電灯を灯しました。現在も年間約122万kWhを発電し、約400世帯分の電力をまかなっています。
地域の暮らしを今も支える貴重な存在です。
水力発電というと大きなダムを想像しますが、こういった小さな発電所なら様々なところに作れそうですよね。
1600年の関ヶ原の戦いの後、滝脇松平家の4代乗次が築いた陣屋跡。現在も曲輪や石垣の一部が残り、往時をしのばせます。
一言で松平家といっても滝脇松平家を起こしたのは松代宗家の4代目親忠の九男乗清。大給松平家と滝脇松平家で世代を超えた戦いがあったそうです。
調べたら結構歴史がありそうですね。