猛暑が年々厳しくなる中、子どもたちの熱中症対策は親にとっても重要課題。
最近は日傘登校を推進する小学校も出てきており、日傘が有効である認識されてきています。
でも「どんな日傘を選べばいいの?」と迷いませんか?
この記事では”軽さ”・”安全性”・”遮熱率”など8項目で小学生向け折り畳み日傘を比較しました。
【小学生向け】折り畳み日傘ランキング
第1位:korko(コルコ) キッズパラソル
夏の陽射しも急な雨もおまかせ。korko(コルコ)キッズパラソルは北欧デザインの明るくおしゃれな柄が魅力。
長傘と同じ手開き式で安心、指や爪を守る安全カバー付き。トートバッグ式の収納袋は小さなお子さまでも出し入れがスムーズです。
紫外線・赤外線をしっかりブロックしつつ、210gの軽量仕様で持ち運びも快適。通学にも休日のお出かけにもぴったりの、かわいさと機能性が詰まった一本です。
[UVカット率]99%以上[遮光率]99%以上[遮熱率]有り[重量]210g[直径]88cm[開閉方式]手開き[用途]晴雨兼用


第2位:Skater(スケーター) 子供用折りたたみ傘 ディノサウルス
恐竜柄が楽しいSkater(スケーター)のキッズ折りたたみ傘は、UVカット・遮光率99%以上&遮熱率35%以上で夏の外出も快適。
軽量グラスファイバー製で壊れにくく、安心の手開き式。反射テープ&名前タグ付きで通学にもぴったり。
黄色・青色に加えてかわいいピンクもありますよ。
[UVカット率]99%以上[遮光率]99%以上[遮熱率]35%以上[重量]235g[直径]91cm[開閉方式]手開き[用途]晴雨兼用


第3位:Your’s Army World(ユアーズアーミーワールド) 日傘 子供用 折りたたみ
わずか117gと軽量で、特に力がまだ弱い小さなお子さまにオススメ。ランドセルの重量が問題になっている昨今で軽さは重要ですよね。
Your’s Army World(ユアーズアーミーワールド)の折りたたみ日傘はたたむと約21.5cmと500mlペットボトルとほぼ同じ大きさに。
もちろんUVカット、遮光、遮熱効果があって性能面と両立しています。
[UVカット率]99%以上[遮光率]効果あり[遮熱率]効果あり[重量]117g[直径]81cm[開閉方式]手開き[用途]晴雨兼用


第4位:kukka hippo(クッカヒッポ) 子供日傘 (折りたたみ傘)
カバのマークがかわいいkukka hippo(クッカヒッポ)の子供日傘は、パステルカラーの豊富なカラーバリエーションでお気に入りの色が見つかるはず。
カバのマークが反射プリントになっているので夕方以降、雨傘として使った時の安心ポイントですね。
もちろんUVカット、遮光、遮熱効果も十分で日傘としての役割をしっかり果たします。
[UVカット率]99%以上[遮光率]99%以上[遮熱率]効果あり[重量]210g[直径]88cm[開閉方式]手開き[用途]晴雨兼用


第5位:ノーブランドの傘
ノーブランド品は値段の手ごろで使えるものも十分あります。入れ替わりが激しいので具体的なオススメは難しいですが、楽天市場が一番豊富にそろっている印象がありますね。
当たり外れが大きくなりやすいものの、試してみる価値はありますよ。
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子どもが楽しく使ってくれそう
子どもだって日傘が必要なんです
子どもは大人よりも体温調整が苦手
子どもは汗をかく能力が未発達のため、皮膚の血流量を増加させ、体の表面から周囲に熱を逃がすことで体温を調節しています。
子どもは、大人よりも体重に対して体表面積が大きいため、周囲の環境の影響を受けやすく、熱しやすく冷めやすいという体格上の特徴があります。
体が小さいからこそ、夏の暑さや冬の寒さが苦手なんですね。
登下校で日傘の使用を推奨する小学校が増えています
数年前から小学校の登下校で日傘を使う例は増えています。
栃木県の壬生小学校では2019年から推奨され始め、コロナ禍のソーシャルディスタンス対策もあり利用が広がりました。
6年目の現在でも、熱中症対策として多くの児童が日傘を使用しています。
また宮崎県の西池小学校では昨年、2024年から児童が日傘を使うことを認めています。
この他にも子どもの日傘利用を推奨する自治体は多く、年々広がりを見せています。
一方、いまだに偏見の目があったり常に傘を持つことへ安全上の懸念を指摘したりする声もあります。
日傘自体は熱中症対策に非常に有効なため、各自治体の方針を確認しつつ適切に使用していただきたいですね。
折り畳み傘は置忘れを防止できます
折りたたみ傘を使うか、長傘を使うか迷いますよね。
どちらも熱中症対策としては有効なためどちらを使っていただいてもいいと思いますが私は折り畳み傘をオススメしたいです。
≪メリット≫
・バッグにしまえて忘れにくい
雨傘(雨に濡れた傘)はバッグやランドセルに仕舞いづらいですが、日傘は乾いているので問題ありません。仕舞ってしまえば置忘れや紛失、いたずらのリスクを軽減できます。
・使っていないときでも邪魔になりにくい
曇りや風が強い時は使わないことが多いでしょう。でも夏の変わりやすい天気は一日の中でも日が照ったり風が吹いたりします。折りたたみ傘ならとりあえず持っておけばいつでも使えて、使っていないときでも邪魔になりにくいです。
・晴雨兼用なら雨傘としても備えられます
ほとんどの日傘は晴雨兼用です。バッグ、ランドセルに入れておけば強い日差しも急な雨にも対応できます。最悪日差しとして定着しなくても無駄になりません。
≪デメリット≫
・畳むのが長傘より手間
特に手先がまだ不器用な子どものうちは折り畳み傘を畳むのが苦手かもしれません。子どもの特性に合わせて扱いやすい傘を各メーカーが設計していますが、それでも時間がかかってしまう子供もいます。ただ手先のトレーニングと考えればメリットになります。
・長傘より壊れやすい
長傘より形状が複雑な分、壊れやすいです。力任せに扱いがちな性格の子なら折り畳み傘をすぐ壊してしまう可能性もありますね。
・広げたサイズが小さめ
折り畳み傘は持ち運びやすさを向上させるために、傘のサイズは小さめに作られがちです。雨天時にランドセルを含めてすっぽり覆いたい場合、小さいと感じるかもしれません。その場合は長傘と使い分けるのがいいかもしれませんね。
日傘は健康管理にも大切なんだな
UVカット/遮光/遮熱はもちろん、使いたくなるデザインも大切
【UVカット率】皮膚の弱い子供に紫外線は大敵
子どもの皮膚の厚みは大人の半分とも言われ、紫外線(UV)は思わぬダメージを与える存在です。
紫外線は肌の奥深くまで侵入し、細胞に影響を与えてしまうこと。日焼けだけでなく、将来的な肌トラブルや免疫力低下の原因になる可能性もあります。
【遮光/遮熱率】UVカットとは別物 熱を遮断して熱中症を予防
紫外線を防ぐUVカットとは異なり、遮光率は可視光を、遮熱率は赤外線を防ぐ指標です。
可視光を防ぐ性能(遮光率)が高いほど傘の下は日陰となり涼しくなります。また赤外線を浴びると体温が上昇するため、遮光率は熱中症対策として重要な指標です。
一般に遮光率が高い傘は遮熱率も高いため、遮光率を参考にするのも有効です。
【軽さ】子どもが使うなら重さは200g程度が理想
身体の小さな子どもにとって道具の軽さは重要です。
教科書(ランドセル)が重すぎて体を痛めるなんて話題もありましたね。日傘は熱中症対策に重要ですがもちろん軽いものがオススメ。
【扱いやすさ】扱いが難しいと面倒がって差してくれない
開閉に力が必要だったり、指を挟みそうな構造だと、面倒がって使ってくれないこともあります。
特に登下校の慌ただしい時間では、素早く開けて簡単にしまえる設計が大切。安全カバー付きやしまいやすいトートバッグ型なら出し入れが簡単です。
【晴雨兼用】天気の変わりやすい夏は一本でまかなう方が便利
夏の天気は変わりやすいもの。晴れ間に出かけて急な雨に見舞われることも少なくありません。
そんな中、晴雨兼用ならわざわざ使い分ける必要もなく天気予報のチェック頻度も減らせます。
【値段】もちろんコストパフォーマンスも大事
日傘ともなると毎日使うので雨傘よりも紛失や破損の確率は上がります。
私も何本か日傘を使ってきていますが平均すると耐用年数は2年ほどです。子どもは扱いも雑になりやすいため一年に一本買うつもりで価格をチェックするとよいでしょう。
【デザイン】好きなキャラクターなら自分から差してくれます
子どもに日傘を差してもらうのに一番のハードルは性能の良い日傘を選ぶことではありません。有効性を口うるさく説教することでもありません。自分から差してくれるくらい気に入ってもらうことが大切です。(笑)
おしゃれなデザイン、かわいいマークなど子ども向けの様々なデザインがあるので子どもが気に入りそうなものを選ぶのがいいですね。
自分から使ってくれたら手間が省けてうれしい
【小学生向け】オススメの折り畳み日傘ランキング(5選)
第1位:korko(コルコ) キッズパラソル
UVカット/遮光/遮熱といった日傘としての基本性能は十分。
開閉時に触れるロックに安全カバーがついていたり、出し入れしやすい収納袋で扱いも楽。
欧州で活躍するデザイナーが手掛けたデザインがおしゃれ


第2位:Skater(スケーター) 子供用折りたたみ傘 ディノサウルス
UVカット/遮光はもちろん99%カット。遮熱率も35%以上と安心して使える性能です。
値段も手ごろで携帯に便利な袋付き。
デフォルメされた恐竜柄がかっこいい


第3位:Your’s Army World(ユアーズアーミーワールド) 日傘 子供用 折りたたみ
UVカットは99%以上で遮光遮熱もばっちり。
軽さにこだわったためか、取っ手が小さく人によっては持ちづらいかも。袋もタイト気味で、子供には扱いづらく袋なしで使うことになりそう。
約たまご2個分の117gで通常の折り畳み傘の半分の重さ


第4位:kukka hippo(クッカヒッポ) 子供日傘 (折りたたみ傘)
UVカット/遮光/遮熱といった日傘としての基本性能は十分。
袋も出し入れしやすいトートバック型。使い方に慣れない子どもに配慮したエポカルライン(目線を合わせると効率よく日差しを防げる目印)が付いています。
柄がカバのワンポイントのみでシンプルなデザインが評価の分かれ目でしょうか。
豊富なカラーバリエーションでお気に入りの色がきっと見つかります


第5位:ノーブランドの傘
ノーブランドでもUVカット/遮光/遮熱といった日傘としての基本性能は十分に期待できます。
入れ替わりが多く、当たり外れが比較的多めな印象があります。
値段の割に性能の良いお得な商品も多いですね
わずか150gで超軽量! UNカットも遮光もばっちり 豊富な柄でお気に入りが見つかります [PR]
いかがでしょうか。
色々調べてみても性能の違いはあまりない気がしますね。あとは収納袋や取っ手の形状、デザインあたりで選ぶのが良いと思います。
最後まで見ていただいてありがとうございます。
つたない文章で恐縮ですが少しでも役立つ情報を発信していきますので、また来ていただけると嬉しいです。