愛知県豊根村と長野県根羽村にまたがる標高1200mの茶臼山(ちゃうすやま)高原は冬はスキー、夏は南アルプスを眺められる展望台やハイキングが楽しめます。5月には芝桜祭りも開催。
展望台や芝桜祭りの開場へはリフトがオススメ。ゴーカートもありますよ。
三河の住民になじみのある矢作川の源流もここにあります。
他にもカエル館(茶臼山高原両生類研究所)や茶臼山高原美術館、チャウシカノ森キャンプ場など様々な楽しみ方ができます。 (本記事ではアテビ平 小鳥の森を紹介)
滞在プラン例
・やはず池周辺のウォーキング・・・40分
・アテビ平 小鳥の森を散策・・・90分
・リフトでスカイガーデン(展望台)を訪れる・・・60分
ピックアップ
アテビ平 小鳥の森で自然散策
森の中に歩道が張り巡らされており、バードウォッチングや木々の観察が可能。
舗装されておらず道が分かりづらい箇所もありますが、そのぶん自然を身近に感じられます。
矢作川の源流
三河地域を流れる一級河川である矢作川の源流があります。
”茶臼山からの南信州山岳 展望駐車場”から100mほど。
レストハウスやはず
レストラン営業や地元野菜やお土産などの販売をしています。
その他(駐車場・トイレ・その他利用上の注意事項)
茶臼山高原には施設も駐車場も散らばっているので、駐車場選びが重要だったり車で移動した方が楽な場合も多いです。
“レストハウスやはず”に隣接した第1駐車場は170台、バイクも50台近く停められます。
歩いてスカイガーデンへ向かう場合や茶臼山頂上を目指す場合(西登山ルート)に便利な第2駐車場は100台停められるなど、収容台数は多いです。
レストハウスやはずのトイレは洋式かつ清潔でした。案内を見ると第2駐車場にもトイレはありそうでしたが見つからず。
広い茶臼山高原の中に何かトイレがありますが、中には和式の場合もあります。
アテビ平のトイレ(洋式)はきれいに掃除されていましたがバイオトイレなので多少においが気になるかも。
一言で展望台というと間違いのもと。
リフトで上がれるスカイガーデンや、ハイキングで目指せる茶臼山山頂、気軽に景色を楽しめる”茶臼山からの南信州山岳 展望駐車場”を取り違える可能性があります。
参考情報
施設名 | 茶臼山高原 |
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所在地 | 〒449-0405 愛知県北設楽郡豊根村坂宇場御所平70−185 |
駐車場 | 170台(P1) ※無料/アスファルト/+バイク50台/レストハウス最寄り 100台(P2) ※無料/アスファルト 50台(P3) ※無料/アスファルト/美術館最寄り 60台(P4) ※無料/アスファルト 40台(P5) ※無料/砂利 60台(P6) ※無料/砂利 20台(展望駐車場) ※無料/アスファルト/矢作川源流最寄り 15台(アテビ平) ※無料/砂利 ※芝桜シーズンは有料 |
料金 | [入場料]無料 -[リフト(春夏秋)]片道500円/往復800円 -[ゴーカート]500円 -[美術館]無料 -[レンタル遊具]300円~(キャッチボール、バドミントンなど) -[リフト(冬)]2000円~ -[ベルトコンベア]500円 -[レンタル]3000円(スキーセット)など |
予約 | [入場]不要 -[BBQ]電話 |
開場時間 | [茶臼山高原]24時間 -[レストハウスやはず(売店)]9:00~16:30(春夏秋) 8:00~16:30(冬) -[美術館]9:00-16:00 -[リフト(冬)]8:30~16:30 |
定休日 | [茶臼山高原]なし -[レストハウスやはず]木曜 (スキー・観光シーズンを除く) -[ゴーカート]平日 (土日祝営業) -[美術館]11~3月 (4~10月営業) -[リフト(冬)]4~11月 (12月下旬~3月上旬営業) |
ホームページ | 茶臼山高原 |
電話 | 053-687-2345 (レストハウスやはず:BBQ予約や問い合わせ一般) |
訪問記録/詳細情報
2025/10/11(土)
この日の目的は”アテビ平 小鳥の森”。散策路は未舗装ながら歩きやすく、草木との距離が近いため自然たっぷり浴びられます。
この日は一日天気がぐずついていて鳥はほとんど見られませんでしたが、湿った森の空気を味わったりコケやキノコを観察しながら楽しみました。
散策路は未舗装ながらしっかり踏み固められているため安心して歩けます。案内板も所々にあるので迷う心配も少ないと思います。
土の地面は足の負担も軽く、道の脇の草は刈られているためかき分ける必要はほとんどありません。
せせらぎの径・・・小川沿いを歩くので迷うこと自体は少ないと思いますが、何回か川を渡る必要があります。水量は多くないので飛び石を渡るように歩けば濡れません。
また橋が落ちていたり道が崩れていたりと少し歩き方に工夫が必要です。ただ基本的には赤いルートの目印と木の解説板をたどっていけばたどり着けます。
馬の背・・・山の尾根にあたります。道幅は1~2mほど平面がありますが、その両側に谷が広がっています。一人で歩いているときは大丈夫だと思いますが、よそ見は危険なので注意が必要です。
鳥が見られない代わりに湿った森でコケやキノコを観察しました。足元の世界に目を向けると普段の生活では見られない景色が見られます。