岩崎城址公園/愛知県日進市

地域探検

岩崎城は1535年から1600年にかけて、丹羽(にわ)氏が城主を務めた城です。
若き日の織田信長が攻略を試みたほか、小牧・長久手の戦いでは、豊臣秀吉陣営の池田恒興が企てた「三河中入り」を阻止するなど、歴史の節目で重要な役割を果たしてきました。

現在の岩崎城址は、昭和末期の発掘調査を経て整備され、歴史記念館や展望塔が整備されています。
城の成り立ちを学びながら、展望塔から日進市の景色を眺め、静かに散策できるのも魅力。

歴史に触れたい方はもちろん、落ち着いた場所で景色を楽しみたい方にもオススメです。

滞在プラン例

・岩崎城歴史記念館の見学・・・20分
・展望塔・岩崎城で景色を楽しむ・・・20分
・岩崎城の遺構を巡る散歩・・・20分

広告

ピックアップ

記念館で学べる岩崎城の歴史

岩崎城歴史記念館の1Fには1500年代における岩崎城の歴史を音声ガイドで学べる模型や古い甲冑・書状を見ることができます。
さらに古い時代に使われたとされる陶器なども展示。
2Fでは特別展が開催されているので一度足を運んだことがある方でも楽しめますよ。

写真撮影禁止のため展示場の様子はお見せできませんが一度足を運んでみてはいかがでしょう。

【岩崎城歴史記念館の裏手(?)】南の門から公園に入るとこちら側にたどり着きます。北側駐車場から歩いて土橋を渡ると反対側に。入口が二つあるのが不思議なつくりです。
【北側入口の展示】甲冑やPR情報を展示
【物販コーナー】タオルやトートバッグなどを販売しています

展望塔・岩崎城は眺め抜群

入口がある2Fの展示スペースでは天白川はじめ自然と人々の生活の関わりの歴史を解説。
3Fは岩崎城の紹介VTR上映や岩崎城刀劇隊の衣装展示エリア。4Fは通路。
5Fが展望エリアとなっていて、お城らしい幅の狭い回廊から四方の街や山が見られます。
※1Fはトイレのみ

元の岩崎城ではこんなに高い建物はなかったと思いますが、街を見下ろすと殿様気分になれますね。

【岩崎城歴史記念館(右)と展望塔・岩崎城(左)】
【展望塔5Fの屋外回廊】日進市の市街地を見下ろせます。人がすれ違うには窮屈な幅なのでご注意を
【展望塔5Fからの景色(南側)】

水琴窟は涼しげな音色

水琴窟(すいきんくつ)は地中に埋められた甕(かめ)。
所定の場所(白い位置が目印)に水を流すと地中の甕に流れ落ちた音が反響して涼しげな音が鳴ります。

【水琴窟】ポツンと砂利が敷き詰められた水場があります
【鳴らし方】奥の手水鉢(ちょうずばち)から水をすくって手前の白い石に掛けます。2か所あるので音の違いを確かめてみてください
【隣の二の丸庭園】

その他(駐車場・トイレ・その他利用上の注意事項)

駐車場は合計28台(無料/アスファルト)。
北側がメインの駐車場。南側にも停められる場所はありますが城の入り口正面で乗降場のようなスペースがあるのみです。
移動が困難な方に対しては(北側から入って)歴史記念館の横まで乗り入れ許可が出る場合もあるので事務所に連絡してみてください。

トイレは岩崎城歴史記念館展望塔1F(南から門をくぐってすぐ)がオススメ。設備も新しく、便器は洋式で清掃・トイレットペーパーの補充済み。
北駐車場の屋外トイレは設備が古めで和式、トイレットペーパーはあります。
※展望塔地下のトイレは工事中(2026/01/17時点)

【北駐車場】広く、白線も引かれているので停めやすいですね。岩崎城歴史記念館にはバリアフリーでアクセスできます
【南駐車場(?)】スペースはありますが白線がないので停めづらいですね。城の正面という写真スポットに車を停めるの気が引けます
【トイレの場所】岩崎城歴史記念館(上)、北駐車場(左下)、展望塔1F(右下)
広告

参考情報

施設名岩崎城址公園
所在地〒470-0131 愛知県日進市岩崎町市場67−67
駐車場23台(北側駐車場) ※無料/アスファルト/+障害者用1台
5台(南側駐車場) ※無料/アスファルト
料金[入場料]無料
予約[入場]不要
開場時間[岩崎城址公園]9:00-17:00
-[岩崎城歴史記念館]9:00-17:00(入館16:30まで)
-[展望塔岩崎城]9:00-17:00
営業情報[岩崎城址公園]月曜日定休(祝日の場合は開館),年末年始休業(12/28~1/4)
ホームページ岩崎城公式ウェブサイト
電話0561-73-8825 (岩崎城歴史記念館事務所:代表/問い合わせ全般)

※掲載内容は執筆時点のものです。状況が変わることもあるため、実際に訪れる際は公式情報をご確認ください。

訪問記録/詳細情報

2026/01/17(土)

昨年、刈谷ハイウェイオアシスで岩崎城刀劇隊・こども刀劇隊の演武を見たことをきっかけに、岩崎城の存在を知りました。
実際に足を運んでみると、車やバイクで訪れる身としては駐車場があり、しかも入場無料というのは素直にありがたいですね。
展望塔は想像していたよりもしっかりとした高さがあり、景色を存分に楽しめました。

井戸は城で水を確保するためのもの。日々の生活はもちろん、籠城時の飲み水確保のためにも重要な設備。
土橋は今でこそ広く、バリアフリーになっていますが当時は敵の侵入を防ぐために細かったと考えられています。
櫓台(やぐらだい)は5mほど盛り土された形跡があり、岩崎城で一番高い場所。かつてはここに見張り用の建物があったとも言われていますよ。

【井戸】今でこそむき出しですが当時は屋根があったそうですね
【土橋】空堀を横切る橋。当時はもっと細かったとか
【櫓台】現在でこそ展望塔が作られて一番の高さを持っていますが、当時はここがこの城で一番高い場所

天白川の水量では水田を潤すには足りず、周囲にため池が多く作られました。
また昔は天白川は蛇行が大きかったそうですが、治水のために現在の流路を変更されたそうです。

展示されている漁労具(ぎょろうぐ)は生計を立てるためではなく、趣味の一環で作られたものとのこと。

【かつて使われた漁労具】いろんな道具がありますね。ここに来て各漁労具の説明書きを読むと勉強になるかも
【日進市内の城址】城好きな方はここで情報を仕入れて次の城巡りの参考にしてみてもいいですね
【ミニ企画展】東海道五十三次の宿場を描いた歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」を紹介しています

岩崎城の紹介動画は3本立てで周辺の見どころやプロジェクションマッピングなどを紹介しています。
全部見ても30分ほどなので興味のある方は見てみてくださいね。

ここに足を運ぶきっかけになった岩崎城刀劇隊の衣装も展示されています。

展望フロアは標高が高く、日進市の街並みを一望できます。
城郭をイメージした細い屋外回廊は歩いているだけで少し気分が高まりますね。

利用にあたっての注意点は次のとおり

  • 展望塔の階段はやや急
  • 展望階は四方に窓がありますが、屋外へ出られるのは一か所のみ
  • 展望階にある屋外回廊は幅が狭く、人同士がすれ違うのは少し大変

安全面や動線を考えると気になる点はありますが、城の雰囲気を表現しようとすれば致し方ない部分かもしれません。
その分、雰囲気はしっかり味わえる作りです。

【外周回廊の出入り口】窓は四方にありますが、出入り口は北側だけです
【回廊の安全ネット】景色を見るのに少し煩わしさがありますが安全のため致し方なしですね
【展望塔5Fからの景色(東側)】ネットにカメラを当てて撮れば、障害物なく写真が撮れます
キーワード

[2026年01月訪問]